マダニが原因の感染症に注意しましょう。


ページ番号1001092  更新日 令和1年7月30日


5月に1例目の「日本紅斑熱」が発生しました。

5月1例目の「日本紅斑熱」が発生しました。湯河原町在住70歳代男性と熱海市在住70歳代女性が、皮疹・発熱などの症状で熱海保健所管内の医療機関を受診し、検査の結果「日本紅斑熱」陽性と判明しました。二人とも5月初旬頃、おのおの別の場所で日本紅斑熱の病原体を保有するマダニに咬まれたことにより感染したと推定されています。

7月に2例目の「日本紅斑熱」が発生しました。

熱海市在住の70歳代の女性が7月24日に発熱し、27日に紅斑により静岡県熱海地域の医療機関を受診したところ、ダニが媒介する感染症の疑いがあるため、静岡県環境衛生科学研究所で検査したところ28日「日本紅斑熱」陽性と判明しました。患者はダニに咬まれた自覚はありませんでしたが、膝の裏の刺し口から病原体が検出されました。患者の発症日から7月中旬頃、日本紅斑熱の病原体を保有するマダニに咬まれたことにより感染したと推定されます。患者は現在入院中です。

静岡県での最も日本紅斑熱が報告された平成29年は6件で、うち9月から10月に発生した事例が5件です。今年は、これまで5件の報告がされており、これからマダニの活動が盛んとなる秋にむけ、レジャーや農作業などで野山や草むら、畑などに入る場合には十分な注意が必要です。

1.マダニに咬まれないよう注意しましょう

 春から秋にかけてマダニの活動は盛んになる季節です。レジャーや農作業などで野山や草むら、畑などに入るとマダニに咬まれることがあります。マダニが病原体を保有していると咬まれた人が「日本紅斑熱」、「重症熱性血小板減少性症候群(SFTS)などの感染症にかかる危険性があります。これらの疾患にかからないようにするために、野外でのマダニ対策が重要です。

2.日本紅斑熱・重症熱性血小板減少性症候群とは

<日本紅斑熱>

「日本紅斑熱リケッチア」という病原体を保有するマダニに咬まれることで感染し、人から人に感染して広がるものではありません。マダニに刺されてから2日から8日の潜伏期間の後、高熱、発疹が現れ、重症化した場合には死に至ることもあります。
 

<重症熱性血小板減少性症候群>

SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれていることで感染し、人から人へ感染して広がるものではありません。マダニに咬まれてから、6日から14日の潜伏期間の後、発熱、消化器症状などが現れ、重症化した場合には死に至ることもあります。

3.予防方法

(1)マダニに刺されないようにしましょう

(2)外で過ごしたら、マダニに刺されていないか確認しましょう

[画像]イラスト:マダニ(20.3KB)

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