マダニが原因の感染症に注意しましょう。


ページ番号1001092  更新日 令和2年7月13日


令和2年度 日本紅斑熱3例目が発生しました。

熱海市在住の90歳代女性が7月4日頃に発熱、5日に発疹が現れ、7月11日に熱海保健所管内の医療機関を受診、ダニが媒介する感染症を疑い、入院となりました。検査を行ったところ7月12日に日本紅斑熱であることが確認されました。

患者は日頃、自宅の畑で農作業に従事していたとのことですが、ダニに咬まれた自覚はありませんでした。しかし、診察で上腕部にダニの刺し口が確認されたことから、日本紅斑熱の病原体を保有するマダニに咬まれ感染したと推定されています。7月13日現在、患者は入院加療中です。

令和2年度 日本紅斑熱2例目が発生しました。

熱海市在住の50歳代男性が5月13日に発熱により熱海保健所管内の医療機関を受診、外来で加療していましたが、5月19日に発疹が現れたため、ダニが媒介する感染症を疑い、入院となりました。検査を行ったところ5月21日に日本紅斑熱であることが確認されました。

患者の自宅は山に近いとのことですが、ダニに咬まれた自覚はありませんでした。しかし、診察で、大腿部にダニの刺し口が確認されていることから、日本紅斑熱の病原体を保有するマダニに咬まれたことで感染したと推定されています。5月22日現在、患者は入院加療中です。

令和2年度 日本紅斑熱1例目が発生しました。

熱海市在住の70歳代女性が4月27日に発熱、発疹により医療機関を受診しました。ダニが媒介する感染症の疑いがあるため、検査を行ったところ、5月1日に日本紅斑熱であることが確認されました。

患者は日頃、自宅近くの畑で農作業に従事されており、最近、作業中にマダニに耳のうしろを咬まれたとのことから、このマダニが日本紅斑熱の病原菌を保有していたものと推定されます。

患者は5月3日現在入院中ですが、快方に向かっております。

1.マダニに咬まれないよう注意しましょう

 春から秋にかけてマダニの活動は盛んになる季節です。レジャーや農作業などで野山や草むら、畑などに入るとマダニに咬まれることがあります。マダニが病原体を保有していると咬まれた人が「日本紅斑熱」、「重症熱性血小板減少性症候群(SFTS)などの感染症にかかる危険性があります。これらの疾患にかからないようにするために、野外でのマダニ対策が重要です。

2.日本紅斑熱・重症熱性血小板減少性症候群とは

<日本紅斑熱>

「日本紅斑熱リケッチア」という病原体を保有するマダニに咬まれることで感染し、人から人に感染して広がるものではありません。マダニに刺されてから2日から8日の潜伏期間の後、高熱、発疹が現れ、重症化した場合には死に至ることもあります。
 

<重症熱性血小板減少性症候群>

SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれていることで感染し、人から人へ感染して広がるものではありません。マダニに咬まれてから、6日から14日の潜伏期間の後、発熱、消化器症状などが現れ、重症化した場合には死に至ることもあります。

3.予防方法

(1)マダニに刺されないようにしましょう

(2)外で過ごしたら、マダニに刺されていないか確認しましょう

[画像]イラスト:マダニ(20.3KB)

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