意外と知らない歯の本数。あなたの歯、何本ありますか?


ページ番号1001132  更新日 平成29年3月29日


皆さんは、自分の歯が何本あるかご存知ですか?
答えは、永久歯は28本です。(親知らず(第三臼歯)を含めると32本)

20本以上の歯を有する人の割合は、55歳で90%前後、75歳で50%弱、85歳以上になると20%弱と年をとるとともに歯の本数は少なくなります。(平成23年歯科疾患実態調査)
では、歯の本数が少なくなる原因はなんでしょうか。年とともに歯の本数は少なくなりますが、歯を失う原因は年齢だけではありません。歯を失う原因の1位は歯周病です。最近、大人だけでなく、子どもの歯周病も増えていると言われています。ご自身も含め、お子さんでも、歯みがきをすると歯肉から出血する、口臭がする、歯肉が赤く腫れている、歯が長くなったように見える、冷たい物や熱い物がしみるなどの症状はありませんか?ある方は、歯周病の可能性がありますので、注意が必要です。

歯周病になると、歯に付着した歯垢(プラーク)に含まれる細菌によって歯肉に炎症が起こり、歯を支えている組織が傷めつけられ、歯を支える土台が溶けてしまいます。そうすると歯が動くようになり、最後には歯を抜かなければいけない状況になります。

更に、歯周病を起こす細菌が体に入り、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病や誤嚥性肺炎などの病気を引き起こしたり、悪化させるとも言われています。また、妊婦に歯周病があると早産や低体重児出産などを引き起こすこともわかってきました。

歯は皆さんの健康に深く関わっています。歯周病は初期には、痛みなどの症状が出ないので、しばらく気付かないことがあります。この機会に是非、家族みんなで、歯の健康について考えてみてください。

歯周病予防のポイント

健康福祉部 健康づくり課 保健師 梅原紀子

平成27年6月 熱海新聞掲載


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